2021年に津奈木町の放棄茶園を預かり、再生に着手しました。
長年放棄されていた茶畑は厄介な草に覆われ、困難を極めました。
専用の機械を使い、まず膝くらいの高さまで切り下げ、草を取り、2023年の春ようやく摘むことができました。
歴史を辿れば明治時代、お茶の栽培が盛んだったころ、この山を開拓し実生で栽培されたようです。
まだ機械がなかった時代、開拓された方々のご苦労を思うと尊敬の念が湧いてきます。
周りにも放棄された茶畑がたくさんあります。
放棄されていても春になると新芽が芽吹き、在来種の逞しさを感じます。